ツウになれる!クラシック入門
「ツウになれる!クラシック入門」という本を読む。ツウになると言っても夕鶴を歌うわけではない(当たり前だ)。様々なテーマで音楽に親しもうという本であるが、200CDというシリーズなので、CD等のメディアを前提としている部分が多い。
さて、「ツウになる」というのと「入門」というのは、なかなか両立が難しい。入門者がいきなりツウぶるのは恥ずかしいものだし、クラシックなどという世界のツウというのは、「私、50年も聴き続けてます」というような人がいる世界で、なかなかツウと呼べるには時間がかかるであろう。
この本も入門書的部分とマニアックな部分が混在している。実際に、これからクラシックを聴きはじめようかという方が読めば少し面食らう部分もあるかもしれないが、私としては面白く読ませていただいた。入門書といいながら、結局はライター個人のクラシックの楽しみ方が紹介されているものであり、結局はクラシックの世界への入り方も、趣味の極め方も人それぞれであって、入門書やハウツー本で教えられてそのとおりに入るものではないのだろう。とはいえ、この世界に足を踏み入れてくださる人が一人でも多い方が、底辺拡大のために良いことは確かである。
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